職組情報
--------◇◆2019団体交渉メールニュースNo.1◇------------
発行日:2020年3月10日
山形大学職員組合 山形市小白川1-4-12
tel & fax 023-628-4178 (内線 4178)
e-mail
shokikyoku@yu-union1.kj.yamagata-u.ac.jp
http://yuunion.lomo.jp/index.html
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◆◆◆ いわゆる「同一労働同一賃金」に向けて当面の改善点も確認される◆◆◆
3.4団体交渉で今後につながる重要な議論
引き続き、3.12団交での前進へ!
組合員・教職員各位
山形大学職員組合
東北非正規教職員組合
山形県労働組合総連合
◆「非常勤職員にスキルアップを求めない」(大学側発言)は現場を顧みない暴言!
非正規教職員の努力を正当に評価して!
◆非正規教職員の基本給体系も、諸手当も「改善なし」!
でも、交渉はこれから。大学側に検討過程の資料開示を要求し、開示は大学側の義務
矛盾を浮き彫りにして再検討の要求へ。
◆算定基礎の運用変更で6%の賃上げも!
「賃金低すぎ人が集まらない。」教職員と組合の主張を大学側も認める。
休暇制度改善の回答も。
◆交渉は4月以降に持ち越し必至か?
大学側は法改正うけ誠実な協議を。
組合は「4月遡及」求めつつ交渉継続へ
あなたの組合参加・加入が賃金・労働条件改善への近道です。
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組合(山大職組、東北非正規教職組、山形県労働組合総連合)は3月4日、合同で山形大学と団体交渉を行い、4月施行のパートタイム・有期雇用労働法(以下「パ有法」)によるいわゆる「同一労働同一賃金」などについて組合員・教職員の要求をふまえ議論しました。
次回団体交渉は3月12日の予定です。
1.この団体交渉で大学側は、以下のような前進回答をしています。
*特に断りのない限り、文中、非常勤職員は非正規教職員と同一の意味です。
(1)「賃金が低すぎ採用が難しい。」との声を聴く。
非常勤職員の賃金体系は変更不要だが、算定基礎の運用を変更することで一部について6%の賃上げをする。
・・・しかし、給与や手当に関する格差の根拠(考え方)については長文を読み上げるだけで、その文書は配布されませんでした。格差を設ける根拠については、雇用主の説明義務が強化されます。組合からは説明内容を文書で提示するよう求めました。
(2)休暇制度については、父母追悼のための休暇、介護休暇、病気休暇、妻の出産のための休暇、妻の出産に伴う子の養育のための休暇、(夏季休暇改め)リフレッシュ休暇、社会貢献のための休暇、通勤災害に伴う休暇について、それぞれ定時勤務職員や短時間勤務職員にも新設ないしは改善をする。
2.しかし、以下のような聞き捨てならない暴言もありました。
「非常勤職員にスキルアップを求めない」これが、非正規教職員の基本給体系や諸手当を改善する必要がない理由のひとつだと言うのです。
現場では非正規教職員も、少しでもよい仕事をと、正規職員同様職務に精励し奮闘しています。過去の別の職場の経験も活かされています。各種の研修に参加している例もあります。
組合は大学側に、「改善する必要なし」との結論に至った関係資料を開示することは大学側の義務だと求めています。
組合は、同法に基づけば、基本給体系や諸手当の改善は当然と考えます。今後は、大学側資料の矛盾も追求しながら、組合員・
3.解決は4月以降に持ち越すかも。
ですが、改正法が施行される4月当初に遡及することも含め、組合は交渉しています。あなたの参加・加入が交渉を促進します。
学部単位の学部長要請なども検討中です。
◆組合員の皆様には3月10日のメール版職組情報で3月4日の資料アドレスをお知らせしています。
以上
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