職組情報

2018職組情報No.3【 xEV飯豊蓄電デバイスセンターでのパワハラ処分に係る要求書提出について
2018.7.24

 

 

      ◆◆◆ xEV飯豊蓄電デバイスセンターでの

              パワハラ処分に係る要求書提出について ◆◆◆ 

 

 昨日23日に、大学が報道各社に対しFAXで通知したパワハラに関連する職員の処分について、各社から組合に問い合わせが殺到しました。

 組合は、この通知内容(後段に記載いたします)が知らされていなかったため対応に苦慮しましたが、本日、改めて要求書を提出し、マスコミ各社にも情報提供しましたので、報告いたします。

 

     =====================================

                      2018年7月24日

国立大学法人山形大学長

小山 清人 様

                   山形大学職員組合執行委員長

                           仁科 辰夫

 

   

 

 貴職におかれましては、時下、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、本組合が昨年11月問題提起を行いましたxEV飯豊蓄電デバイスセンターにおけるパワハラ疑惑について、貴職は、特別調査委員会の報告を受け、本年723日に加害者に対する懲戒処分を行った旨、マスコミ各社に対してFAXにて通知いたしました。しかしながら、貴職から学内に対しての周知は一切ないため、小職から関係部署に問い合わせ、内容を確認したところです。

 しかしながら、その内容に関して、マスコミ各社から小職への問い合わせが相次いでおります。その問い合わせ事項は、


1.県庁関係だったらば最低でも停職処分になるが何故に減給(平均賃金1日分の2分の1)なのか?処分内容が軽微に過ぎる。

 2.この処分内容の根拠は何なのか?就業規則自体がそんな内容なのか?

 

 というものです。

 本来ならば、このような質問は貴職が対応すべきものでありますが、マスコミ各社は貴職からは妥当な法理に基づく説明としての回答が出てこないため、小職に対して質問をしてくるという状況にあります。すなわち、本学の品格と適格性を著しく欠いた行為を続け、本学の名誉と信用を著しく傷つけているのは貴職ならびに役員会そのものであると本組

合は断じざるを得ません。

 本組合は、本学からハラスメントを撲滅するため、貴職に対し,以下の項目に対する早急なる回答と対応を強く求めるものです。

 貴職ご多忙の所大変恐縮ですが、貴職のご見解について、本年7月27日までに、ご回答を賜りますようよろしくお願い致します。

           

                        

 

1.減給(平均賃金1日分の2分の1)という処分内容が妥当であるならば、これを担保する法理は何か?具体的な規定や条文を明示したうえで説明せよ。

2.学長コメントには、被害者や学生、保護者、関係者に対してお詫びすると記載されているが、被害者への謝罪とは程遠い。被害者への謝罪や賠償などは具体的にどのように進めるのか、明確に回答せよ。

3.本ハラスメントが発生した理由や構造的な問題など、どこまで解析が進んでいるのか?この点の分析なくして再発防止や信頼の回復は不可能であり、処分内容の決定自体があり得ないと考える。これは学生の自殺に対しても同様である。処分決定に至った本ハラスメントの分析結果を明確に示せ。


以上
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

<大学から報道各社への通知>

                      平成30年7月23日

在山形報道機関 各位

                                  山形大学総務部長

                                    (兼広報室長)

                                        矢 作  清

 

職員の処分について

 

 本学は、以下のとおり懲戒処分を行いましたので、お知らせします。

 

1.処分内容     減給(平均賃金1日分の2分の1)

2.処分年月日    平成30年7月23日

3.所属・職名・年齢・性別  学術研究院 教授 50歳代 男性

4.処分事由 

   本学教員として著しく品格と適格性を欠いたハラスメント行為及びそれらの行為により本学の名誉と信用を著しく傷つけたため、本学職員就業規則に基づき懲戒処分とした。

 

(学長コメント)

 本学の教員がこのようなハラスメント行為を行ったことは誠に遺憾であり、被害者の方をはじめ、学生、保護者、並びに関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。

 本学としては、今回の事態を厳粛に受け止め、改めて教職員に対する一層の意識啓発を図るとともに、再発防止、信頼の回復に努めて参ります。

                          山形大学長  小 山 清 人

 

                      お問い合わせ 山形大学総務部長

 

 

 




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