職組情報
2018職組情報No.8【 xEV飯豊蓄電デバイスセンターでのパワハラに係る学長会見に対する所感と要求】
2018.8.3
◆◆◆ xEV飯豊蓄電デバイスセンターでのパワハラに係る
学長会見に対する所感と要求◆◆◆
本日、以下の要求書を大学に提出しました。
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2018年8月3日
xEV飯豊蓄電デバイスセンターでのパワハラに係る学長会見に対する所感と要求
山形大学職員組合執行委員長
仁科 辰夫
2018.8.1に職員組合が発表した「xEV飯豊蓄電デバイスセンターでのパワハラに係る懲戒処分に対する声明」に対して、2018年8月2日に学長記者会見が行われた。職員組合はマスコミ報道でしか、その内容を知ることはできないが、組合声明の内容に対する誤解があるようなので、これを所感として表明させていただくとともに、学長及び役員会に対して、2018年8月1日発表の職員組合声明の要求事項すべてを直ちに実行することを要求する。
1. 処分が軽すぎるという報道について
職員組合が問題としているのは、学長及び役員会が、本来適用すべき規定の条項を逃れるため、調査委員会で認定されたパワーハラスメントを卑劣にも単なるハラスメントにすり替え意図的に一番軽い処分としている点である。これは学長及び役員会自らが規定に反するという不正行為そのものである。「処分が軽い」という点のみではなく、この不正行為のほうが許されざるものであると主張しているのである。
2. パワハラの規定を整備し、処分規定を重くするとの学長見解について
学長及び役員会自らが本来適用すべき規定の条項を逃れるために、パワーハラスメントを卑劣にも単なるハラスメントにすり替えたのであって、今回の案件は規定自体の問題ではない。学長及び役員会自らが規定に反している責任を規定の不備にすり変える卑劣なコメントである。
3. 処分の量定に適用した規定の条項について
河北新報8月3日の記事によると、
「小山学長は(ア)の条項を適用しなかった理由を問われると、「パワハラの言葉自体に上下関係が含まれるため」と説明。記者から「理解できない」との声が上がった。」
と報道されているが、学長自らが、
「パワハラとするわけにはいかず、単なるハラスメントにすり替えるため」
と白状していることになる。これは、職員組合の主張が正しいことを証明しているものであり、2018年8月1日発表の職員組合声明の要求事項すべてを直ちに実行することを、学長及び役員会に要求する。
以上
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